わたしたち「ホームレス問題の授業づくり全国ネット」呼びかけ人は、これまで野宿者問題にかかわりながら、支援者、ジャーナリスト、学校教員等、それぞれの立場から、学校での「ホームレス問題の授業」に取りくんできた有志の集まりです。
なぜ、「ホームレス」問題の「授業づくり」なのか?
「ホームレス」とは、本来、人を指す言葉ではなく、状態を指す言葉です。失業、震災、事故、病気…さまざまな要因によって、だれもが「ホームレス」状態になりえます。
また、ホームとは、単に、物理的な建物としての家(ハウス)ではなく、心が還れる居場所、自分をあるがままに認めてくれる人との絆がある「安心できる居場所」を表します。 今、そんな「心のホーム」から疎外された子どもたちが、社会から疎外されたホームレス状態の人を、「人として」認められず、差別し、襲撃するのは、私たち大人・社会の問題であり「教育の責任」に他なりません。
だからこそ、私たちの目標は、第一に、子どもたちによる野宿者・貧困状態への差別・偏見・襲撃をなくすための教育の実現に全力でとりくむこと。第二に、襲撃という「路上のいじめ」問題の解消を通して、すべての教室、家庭、地域での、暴力・いじめ問題を解消していくこと。ホームレス問題の授業づくりは、子どもにも、大人にも、安心できる居場所を創りだそうとする「ホームづくり」でもあります。ぜひ、仲間になってください。
代表理事 北村年子
代表理事 北村 年子 (ノンフィクション作家、自己尊重ラボLove Myself代表)
理事 飯田 基晴 (ドキュメンタリー映画監督)
理事 稲葉 剛 (一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事)
理事 小野 祥子 (中学校・高校・大学講師)
理事 清水 由子 (岐阜・野宿生活者支援の会事務局)
理事 荘保 共子 (認定NPO法人こどもの里理事長)
理事 鈴木 隆弘 (高千穂大学教員)
理事 吉岡 政子 (ふるさとの家)
監事 松井 克行 (西九州大学子ども学部教授)
事務局 平田 愛里
事務局 植月 健司
※50音順
団体名 | ホームレス問題の授業づくり全国ネット (通称:HCネット) |
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VISION | 日本各地で頻発する、子ども・若者による「ホームレス」の人々への襲撃事件に対し、「ホームレス」の人々も子ども・若者も安心して生きていける社会を実現する。 |
設立 | 2008年4月 |
活動内容 | 1.ホームレス問題の教材作り 2.講演、セミナー、授業の実施 3.襲撃・いじめを防ぐ、環境づくりへの提言 |
住所 |
事務局 E-mail:info[a]hc-net.org |
振込先 | ゆうちょ銀行 008(ゼロゼロハチ)支店 普通預金 6537381 口座名:ホームレス問題の授業づくり全国ネット (ホームレスモンダイノジュギョウヅクリゼンコクネット) |